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テーブルコーディネート

テーブルコーディネーターってどんな仕事? 資格の取り方と生かし方を詳しく解説

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テーブルコーディネーターってどんなことをするの? どうすればなれるの?について答えます!

テーブルコーディネーターの資格を持っているというと、半分くらいの方が「何それ?」という反応をします。

「言葉は聞いたことがあるけどよく分からない、いったい何をしている人?」と思うのでしょうね。

今回は、まだまだ知られていない「テーブルコーディネーター」についてお伝えします。

どんな仕事なのか、どうすればなれるのかという疑問について詳しく解説しますよ。
気になっている方は、参考にして下さいね。

 

テーブルコーディネーターって、どんな仕事なの?

テーブルコーディネーターの仕事の1つは店舗のディスプレイ。見せ方1つでうつわの売れ方が変わります。

テーブルコーディネーターは、食空間を演出するプロフェッショナル。
ホストの好みやTPOに合わせてテーブルや会場全体をセッティングします。

イメージしやすいのが、ウェディング会場やホテルのパーティーなどの設営。
または、店舗のディスプレイ、雑誌のお料理ページのスタイリングなどがあります。

テーブルコーディネーターは、テーブルウェア・フェスティバルなどのコンテストに応募するのも大切。入賞することで仕事につながることも。

例えば、企業から広告やカタログの撮影を依頼された場合、以下のような仕事をします。

装飾・ディスプレイ案をプランニング
商品をどのように見せたいのかなど、希望をヒアリングし装飾のプランを立てます。

使うアイテムを選ぶ
 食器やテーブルクロス、花などを選び、レンタルなどします。
使いたい物がなければ、自分たちで小物を作ることもあります。

セッティング
 イベント会場に荷物を搬入し、プランに沿ってディスプレイ。
小物の装飾やフラワーアレンジまで行います。

 

これはほんの一例。借りてきた物を車で搬入するなど、地味な作業や力仕事も多いです。

 

仕事現場は、ウェディング会場、ホテル、CMや書籍撮影の現場など。
また、テーブルコーディネートを教えるため個人で教室をされている方もいます。

そのほか、料理やお菓子の先生が、スキルアップとして資格を取るケースもあります。

現場によって、求められることが違うのでフレキシブルに対応できることが大切です。
そのため、どんな業界でもいいので社会人経験はあった方がベター。

また、インテリアやフラワーアレンジなどの知識やスキルがあると、より専門性が高まります。

 

収入について

テーブルコーディネーターは、ホテルのスタッフが兼務、フリーランスのフードコーディネーターが担当するなど、専任でやっている方は少ないようです。

そのため、テーブルコーディネーターの収入情報は、少ないのが現状。

あえていうなら、ブライダルコーディーネーターや料理教室の講師などの収入情報が参考になりそうです。

個人で教室をするなら、レッスンの単価や回数などは自分次第といえますね。

 

テーブルコーディネーターのなり方 わたしの場合

私の場合は、インテリア雑貨や食器への興味から、教室に通い始めました。

当時は会社員で、会社帰りに先生のコーディネートを参考に、自分でコーディネートしていく楽しさにのめりこんでいきました。

当初は、テーブルコーディネートはあくまで趣味。

資格を取ることは考えていませんでしたが、こんなに好きなら取ってしまおうと、当時通っていたスクールのプロの資格を取得しました。

現在は、そのスキルを活用しうつわに特化したライターをしています。

 

テーブルコーディネートの知識がライティング生かされています。

 

資格は必要なの? テーブルコーディネーターになるのに資格は必要なし!

テーブルコーディネーターになるのに資格は必要ありません

あえて一番ポピュラーな資格を挙げるとするなら、NPO法人食空間コーディネート協会主催の「食空間コーディネーター資格」です。

ただ、この資格がなくてもテーブルコーディネーターやスタイリストとして仕事をしている方はたくさんいます。

テキストは参考になるので、仕事にするなら目を通しておくのがいいですよ。
食器の知識から、日本の伝統行事まで仕事に必要な専門知識をひととおり学ぶことができます。

テーブルコーディネーター関係の資格は、このほかにも色々あります。
ただ、大半が個々の教室が運営している独自のカリキュラムにもとづくものです。

そのため、資格取得の期間や費用は、教室によって異なります。
プロになるなら、数年かかることもあり、費用もトータルで数十万円位になることも。

趣味にするなら初級資格だけにする、など自分のニーズに合った講座を選ぶのがいいと思います。
私も、かつてはコーディネートしたテーブルで食事を楽しむ、月に1回のレッスンに通っていました。

 

■「食空間コーディネーター資格」の取得方法

参考までに、「食空間コーディネーター資格」の取得方法をご紹介します。

資格は1・2・3級があり、2級以上は筆記のほかに実技があります。
そのため、2級以上は教室を開催するなど、プロとして活動する方の受験が多いようです。

私は3級だけ取得しています。
その理由は、3級だけでもある程度の専門知識が得られるため。

 

★「食空間コーディネーター資格」の取得方法
公式HP:https://www.talk-tcs.gr.jp/index.html

3級:試験は年に2回開催/3級テキストより出題
①オンラインによる講習を受講後、筆記試験を受験。
②協会の認定講師より資格を取得
協会の認定講師の指導を受け10単位を習得することで資格を取得。
*認定講師は協会HPより各自で探し、受講申込を行う
③協会認定校(大学・短大・専門学校)に在学し、既定のカリキュラムを履修

 

2級:3級取得者が受験可能/筆記と実技の2段階/2級テキストが出題範囲
筆記試験後2年以内に、協会認定講師より指導を受ける
→ 2つのテーマのコーディネート実習の審査と写真提出

 

1級:2級資格保持者/協会賛助会員以上であること
試験は、毎年ではなく、隔年実施
1級講座受講後に、課題レポートと活動内容報告書を提出。

テキストは3級でもかなり専門的ですよ!

 

テーブルコーディネーターの活躍の場(例)

テーブルコーディネーターの活躍の場は、人によってさまざまです。

テーブルコーディネーター1本で教室を開く、ほかの資格にプラスしてお菓子やお花を教える方もいます。

また、スタイリングのできるフードコーディネーターとして雑誌の撮影に関わるなど、活躍の場は幅広いです。

学んだことをどう生かすかは、本人次第といえますね。

■テーブルコーディネーターの活躍例

・プロップスタイリスト
・ウェディングプランナー
・ホテルスタッフ
・料理やフラワー講師など
・食器店・雑貨店の経営

 

テーブルコーディネーターの関連資格 学び続けることが大切です!

テーブルコーディネーターが持っていると役に立ちそうな資格は、以下のとおり。

もちろん、なくてもOKですが、ブラッシュアップのため色々な分野を勉強している方も多いですよ!

 

フードコーディネーター https://www.fcaj.or.jp/about
レシピの開発からスタイリング、飲食店や料理教室の運営まで幅広く活躍する食のスペシャリスト。
フードコーディネーター取得後にテーブルコーディネートを学ぶ方も多いです。
あわせて、管理栄養士などを持っている方もいます。

 

〇インテリアコーディネーター https://www.interior.or.jp/ic/about_ic/
住宅やインテリアに関する商品の知識、専門スキルなどを駆使し、家具やカーテン、照明等の住空間をトータルにプロデュースする職業。

テーブルコーディネーターは、テーブル以外に、部屋全体、会場全てのセッティングも任されます。
インテリアの知識やトレンドを知っておくのは大切です!

専門学校のほか、通信で学べる講座も多数あります。



〇色彩検定 https://www.aft.or.jp/
配色や、ファッションなど専門分野における色の利用についてなど、色について幅広く学べる検定試  験。1~3級のほか、UC(色のユニバーサルデザイン)級があります。

色の組み合わせを考えるのもテーブルコーディネーター仕事の1つ。
専門的に色のことを学ぶのも役立ちますよ。

 

〇カラーコーディネーター https://kentei.tokyo-cci.or.jp/color/
東京商工会議所主催。色の特性など、仕事に役立つ実践的な色彩の知識を学ぶことができます。
オンラインでの受験で、年に2回開催しています。

 

〇フラワー関連の資格:国家資格のフラワー装飾技能士など

ウェディングや会場装飾にフラワーは欠かせません。
会場の空調やイベントの日数を考えて、花選びからアレンジまでする必要があります。

フラワーのスキルがあると強いので、資格にこだわらずフラワースクールに通うのはいいですよ。

■資格の一例
〇フラワー装飾技能士https://www.javada.or.jp/jigyou/gino/2011_zen/b093.html
フラワーデザインに関する日本で唯一の国家資格。1級・2級・3級があります。

〇NFDフラワーデザイナー http://www.nfd.or.jp/lisence/
公益社団法人日本フラワーデザイナー協会認定の資格で、認知度が高いです。
1級・2級・3級があり、それぞれ学科試験、アレンジメント、花束の実技試験があります
1級取得後、NFD講師などの称号が得られます。

〇商品装飾展示技能検定 http://www.javma.com/skill-examination.html
日本ビジュアルマーチャンダイジング協会が主催する装飾に関する国家資格。

商品の魅力的な見せ方に必要な技能・知識や、ビジュアルマーチャンダイジング、材料、関係法規、安全衛生などの知識が審査されます。

1級~3級まであり、取得すると「技能士」の称号が得られます。
(1級・2級は実務経験が必要)

 

独学するなら

〇専門書を読む
一番手軽な学習法で、私も毎週新しい本を読むようにしています。
以下のような本を読むと、参考になりますよ。

テーブルコーディネーターうつわ店主などの著書
・有田焼の本など、やきものや陶磁器関連の書籍、民芸の本など
・フードコーディネートや盛り付け関連の本
・テーブルマナーや食文化の本
・歳時記、節句などの本
・インテリアやディスプレイ関連の本
・洋書:テーブルコーディネートは欧米で発展したものなので、関連書籍が充実。
「table setting」「table decor」などで検索してみましょう。

 

 

〇ストアカ https://www.street-academy.com/



さまざまなレッスンを提供しているストアカ。
テーブルコーディネートの講座も複数の先生が提供しています。
オンラインなどで、お手軽に参加できる講座もあり、価格もリーズナブルです。

〇通信講座で学ぶ

いくつかのスクールでは、通信講座も開催しています。
教室に通うのが難しい人、独学でコツコツ学ぶのが合っている人は探してみましょう。

例)クラフティング(日本ヴォーグ社)https://crafting.jp/

 

テーブルコーディネーターのなり方はさまざま
自分がしたいことに合わせて情報収集から始めましょう!

テーブルコーディネーターがどんな職業なのか、なるためにどうしたらいいのかがお分かりになりましたか?

一番の近道は、なんといっても教室選び。どんなことが学べるのか、先生が手がけたコーディネートはどんなものか? 卒業生の活躍などをチェックして自分の希望にあった教室を選びましょう。

体験講座などを設けている教室もあるので、活用してみるのもいいでしょう。

趣味として学ぶだけでも楽しいテーブルコーディネート。気になる方は情報収集から始めてみては!

 

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