うつわが見つかる東京の蚤の市5選 ~ 都内で海外の雰囲気を
私は和食器好きですが、ヨーロッパのアンティークにも興味があります。そのため、時々実物を見に「蚤の市」へ足を運びます。
都心の一等地にあるアンティークショップもいいですが、ちょっと敷居が高いお店もありますよね。蚤の市なら、何も買わなくても罪悪感無し。
ぶらぶらと見て回るだけで楽しむことができます。
今回は、都内(23区内)の主な蚤の市を紹介します。
いまは、オンラインで海外から簡単に商品を購入することができますが、やっぱり自分の目で見て手に持って確かめたい。何より、お店の方とコミュニケーションができるのが蚤の市の醍醐味です。
蚤の市でしか販売をしていないお店もあるので、ぜひ行ってみてくださいね!
1.大江戸骨董市
東京国際フォーラムで付に2回程度開催される大規模な骨董市。ヨーロッパのアンティークから着物や陶器などの和骨董まで幅広い品ぞろえが特徴です。
何より、有楽町駅のすぐそばという抜群の立地! お買い物やイベントのついでに立ち寄れてしまうのが気に入っています。私も、銀座や丸の内散策とセットで訪れることが多いです。
↑ タイルの専門店。コースターにしたりDIYにも使えそうですね。
うつわでは、数百円の印判の豆皿から古伊万里の鉢物、ビール会社のロゴが入ったレトロなグラスなどさまざまな物が見つかります。
また、海外の物では、ロイヤルコペンハーゲンのイヤーズプレートを扱うお店など、北欧やフランス、イギリスなどヨーロッパのアンティークプレートやティーカップなども充実しています。また、アクセサリーやカードなど雑貨と一緒に素敵なうつわを販売しているお店もあり、宝探し気分で楽しめます。
この骨董市はお店の数が多いので、初めての方は疲れてしまうかも。本当に欲しいものがあるなら事前にHPや気になるお店のSNS情報をチェックしてから行くのがおすすめです。
公式HP:https://www.antique-market.jp/
2.東京蚤の市
さまざまな手仕事関連のイベントを手がける「手紙社」が主催。最近は行われていませんが、私は2019年の秋、立川の国際昭和記念公園に行ってきました。
他の蚤の市と異なるのが、入場料が必要なこと。入り口で渡されるマップを参考に目当てのショップを巡ります。フードブースもありますが、数は少なめ。座れるスペースもあまりないので、食事をしたい方は早めに行くのがいいでしょう。
私がこのイベントに行った理由は「豆皿市」があったこと。ほかにも北欧市やワークショップなど魅力的な催しがあり、いろいろな楽しみ方ができます。再開が待たれます!
クリスマス前のせいか、ドライフラワーを扱うお店が多かったです。
公式HP:https://tokyonominoichi.com/2019_autumn/
3. 赤坂蚤の市 in ARK HILLS
毎月、赤坂のアークヒルズの中庭で開催する、ヨーロッパの蚤の市を思わせるイベントです1つの空間に小さなショップが40店以上集結しているのでとても見やすいです。
ただ、うつわのお店は少なめ。アラビアなど北欧の食器や木製食器を扱う作家さんのブースなどがありました。私が訪れたのはクリスマス前の11月末ということもあり、クリスマスグッズが多め。ドライフラワーのリースやアンティークのオーナメントやサンタさんのマトリョーシカなどヨーロッパのクリスマスを感じることができました。
この会場は屋根があるので、夏の日差しや強風などが避けられます。ただし、外なので防寒対策はしっかりとして行きましょう。
歩き疲れたらアークヒルズ内や六本木方面まで足を伸ばして休憩するのもおすすめです。
公式HP:https://www.arkhills.com/akasaka-nominoichi/
4.青山古市
毎週、表参道駅近くの国連大学前で開催。現代の生活(じだい)に古(いにしえ)の良きものを取り入れて普段の生活に潤いを提案するイベントです。
このイベントは、食料品や花などを扱うファーマーズマーケットと同時開催。ファーマーズマーケットの方が出店数が多いせいか、会場は奥の方にひっそり。
うつわは、北欧などヨーロッパのビンテージを扱うお店が数店。個人的には、白いうつわばかり扱う国産品のデットストックのお店を毎回チェックしてしまいます。
ジャムやコーヒー、お花などとともに、うつわ探しが楽しめますよ。
公式SNS
https://www.instagram.com/aoyama_koichi_commune/
https://www.facebook.com/青山古市-108146461047369/
5.OLD NEW MARKE in日本橋
年に数回、日本橋のコレド室町付近で開催されるオールドマーケット。
この市はアクセサリーの出店数が多めですが、アンティークや和骨董のうつわも扱うお店もあります。どのお店もディスプレイに凝っているので、見ているだけで楽しいです。
この辺りは日本有数のショッピングエリア! コレド室町、三越本店、高島屋などが徒歩圏内であるので、あわせてうつわ探しができますよ。
公式HP:https://www.oldnewmarket.com/
蚤の市の楽しみ方
①見たい物をきめておく
イベントによって出店数はまちまちですが、大江戸骨董市のように250店舗もあると お目当ての物を見つけるのが大変。
そのため、欲しいもの・見たいものをあらかじめ決めておくと、効率的に回ることができます。
私は、和骨董のうつわかフランスアンティークのお皿を扱うお店は必ず見ると決めています。そうすることで、好きな物をじっくり選ぶことができます。
②出店ショップをチェック
見たい物を決めたら、そのジャンルのお店の出店情報をチェックしましょう。 例えば北欧食器を扱うお店があるか、さらにそのお店がどんな物を扱っているのか知ることができます。
また、イベントによっては、出店場所を事前に公開していることもあります。広い会場で迷わずにピンポイントで好きなお店を訪れることができるので、便利ですね。
私は、うつわの出店があればとりあえず1回は行ってみます。実店舗を持たずイベント中心で販売されている方もいるので、情報収集も兼ねて足を運びます。
③開催情報を直前までチェック
蚤の市は、野外で開催されることがほとんど。そのため、台風など天候により開催が左右されます。SNSなどで最新の情報をチェックしてから出かけましょう。
〇そのほかの注意点
蚤の市ではほとんど簡易包装。エコバック持参で行くのが基本です。うつわなど割れ物を買う予定の方は、内側がしっかりしている保冷バックやプチプチ(緩衝材)を持って行くと安心です。
■ほかにもあります ~ 東京23区内の蚤の市&骨董市
・代官山蚤の市:毎年春と秋に開催。平日なのでお休みを調整して訪れたいです。
公式HP https://www.facebook.com/DAIKANYAMA.ANTIQUE.MARKET
・富岡八幡宮骨董市:毎月第1・2日曜日。日の出~日没
門前仲町駅近く、富岡八幡宮の参道で開催されます。立地が良く観光気分で楽しめます。
公式HP http://www.tomiokahachimangu.or.jp/htmls/mgyoji.html
・花園神社 原則毎週日曜日(神事と重なる場合は中止)。 日の出~日没
公式Twitter https://twitter.com/hanazonoantique
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