家にいながら全国のやきもの産地をめぐってみよう
今年は、新型コロナウィルスの影響で陶器市やクラフトフェアが軒並み中止。
でも、その代わりに、オンライン陶器市の開催が急増しました。
現地での陶器市同様、割引価格での販売やB級品や福袋を売るなど 様々な特典があります。
オンライン(Web)陶器市では、作家さんとのコミュニケーションを楽しみながら実際に手に取ることはできません。ですが、リアルな陶器市とは違う魅力もたくさんあります。
これからは、リアルな陶器市が復活してもオンラインと並行して開催するスタイルが定着すると思われます。今年を機に、オンラインでの器選びを楽しんでみませんか? うつわの作業風景や作り手のインタビューなど臨場感のある演出もあるのでかなりおすすめです。
オンライン陶器市を実施しているサイト(2022年)
・うちる https://uchill.jp/
・エンニチ https://www.ennichi-japan.com/
・Makuake(マクアケ) https://www.makuake.com/
・益子陶器市 https://toukiichi.mashiko.online/
・有田陶器市 http://www.arita-toukiichi-web.jp/
*期間限定のため。終了している場合もあります。
私は作家ものの器の通販サイト「うちる」さんでの陶器市でお買い物しました。そこで感じたメリットを紹介します。
1.家にあるものと比較できる
オンラインショッピングの買い物場所は、もちろん自宅。そのため、手持ちのうつわに合うものを選ぶことができます。
うつわ選びは、基本洋服選びと同じ。すでに持っているものと合わせて使うことができるか考えて選ぶと失敗がありません。
そのため、持っているうつわの色やサイズと比較しながら買い物ができるのがオンラインのメリットです。
似たようなものをいくつも買ってしまう、買ってみたけどサイズが違うなどの失敗を防ぐことができますよ。
2.商品の検索がしやすい
実際の陶器市では、会場マップなどでお目当ての作家さんや窯元を探します。でも、どんなうつわを売っているのか、行ってみないと分からないことが多いです。大規模な陶器市では、会場を巡るだけで体力を消耗してしまいます。
オンラインなら、作家別、うつわの種類別、サイズ別、カラー別など、自分の希望に合わせて探すことができるのが便利。欲しいものが決まっている方は、ピンポイントで探すことができるので、お買い物の時短にもなりますよ!
3.24時間いつでも買い物できる
当然ですが、オンラインでは、24時間いつでもお買い物をすることができます。
すぐに決められない、時間をかけて選びたい、そんな方は仕事や家事の合間にじっくりと閲覧して決めることができるオンラインが便利です。自分のスケジュールに合わせてショッピングができるオンラインのメリットを生かして、納得のいくものを選ぶことができます。
陶器市はお祭りのような熱気がいいのですが、同時に雰囲気で衝動買いをしてしまうこともあります。オンラインであれば、日程や時間に余裕があるので、じっくり冷静に「本当に好きなもの」「必要なもの」を買うことができます。
4.現地に行かずに手に入る
当然ですが、オンラインでは自宅にいながら益子や有田など、全国の焼物産地を一瞬にして巡ることができます。アクセスが難しい地方の窯元さんのうつわを知ることができるいい機会でもあるのです。サイトによっては読み物も充実しているので、閲覧するだけでも楽しめます。
また、次回陶器市に行く際の参考になります。私は、全国の窯元めぐりが夢! なので旅行の行先選びにも活用しています。
5.手ぶらでお買い物ができる
食器のお買い物は、重くてかさばるのが難点。割れ物なので、持ち運ぶ際に気を遣いますよね。
でも、オンラインであれば、配送してもらえるので、壊れる心配もなく手ぶらでお買い物が楽しめます。ただ、そのためたくさん買ってしまわないようにご注意を!
2020年に広がったオンライン陶器市。自宅で過ごす時間が増えたからこそ、食事に使う「うつわ」にこだわってみませんか? 服やアクセサリーを選ぶように、自宅で、いろいろな商品をじっくり比較しながらお買い物を楽しみましょう!
その際、収納場所を考えることをお忘れなく。買いすぎを防ぐこともできますよ。