メディアで注目の蔵前でうつわ選び うつわを扱うショップ8選
最近メディアでも頻繁に取り上げられる蔵前。
このエリアは昔からもの作りの街として知られ、革製品などを扱うショップや工房などが点在しています。
ここ数年は、古い建物をリノベーションした個性的なカフェやショップが増殖中。
蔵前はお気に入りの散策コースなので、何度も歩いていますが、
訪れる度に新しいお店ができ、風景が常に変わっています。
今回は、今注目の下町・蔵前でうつわを購入できるショップを紹介します。
蔵前散策のついでに、うつわショッピングも楽しんでみませんか?
1.器とタカラモノ
通りから一本入った古いビルの2階にある隠れ家のようなお店。
コンクリート打ちっぱなしの店内には、作家もののうつわやアクセサリーが並んでいます。行く度に作品が入れ替わっているので、時々訪れてチェックしています。
ちなみにこのお店は、雑誌「&Premium」でも紹介されています。自分の知らない作家さんを知ることができるのは楽しいですね。
器作家の紹介から超名人のうつわ使いまで読み応えのある1冊です。
■ウグイスビルのお店
築50年以上の「ウグイスビル」。
2020年にリノベーションし、カフェや雑貨店などセンスある店舗が入店している注目スポットです。
その中のうつわを扱うショップを2店紹介します。
2.made with love(メイドウィズラブ)
公式HP:https://unodesign.thebase.in/about
ウエディングシーンを中心に、さまざまな企業のクリエイティブコンサルティングを行うUNODESIGNが運営しているショップ。
NYやパリを中心に世界中で見つけた日常に笑顔が生まれるモノをセレクトしています。
うつわでは、フランスのアスティエドヴィラット(Astier de Villatte)のほか、益子の「わかさま陶芸」、兵庫県丹波の杉山陶房などの商品を取り扱っています。
ただ、小さな店舗なので、訪れるタイミングによって店頭に並ぶ商品が異なります。
最新情報は、インスタグラムで確認しておきましょう。
私もインスタを見てわかさま陶芸のターコイズブルーのうつわをゲット!
見た目より軽いので買い足したいです。
オンラインショップもありますよ。
取り扱いブランド:
わかさま陶芸(栃木)、3RD CERAMICS(岐阜)、杉山陶房(兵庫)、美濃焼の輪花皿、アスティエドヴィラット(フランス)、iittala(フィンランド)、クチポールのカトラリー
3.NORR LAND(ノールランド)
北欧の自然をモチーフにした食器と雑貨を取り扱っているお店です。
北欧の家庭で大切に受け継がれてきたヴィンテージ品を現地で直接買い付けているそう。
店内には、アラビアやグスタフスベリなど、人気のブランドの商品がずらり。
モダンでカラフルなデザインのうつわは見ているだけでも楽しくなります。
取り扱いブランド:
ARABIA(アラビア)、GUSTAVSBERG(グスタフスベリ)、iittala(イッタラ)、Rorstrand(ロールストランド)、Oiva Toikka(オイバ・トイッカ)、FIGGJO(フィッギオ)、marimekko(マリメッコ)等。
4.SUNNY CLOUDY RAINY(サニークラウディーレイニー)
公式HP:https://sunnycloudyrainy.com/
八角形のオブジェが壁面に設置されている「東京貴金属会館ビル」にあります。
このあたりに多いレトロな外観のビルの2階にあるセレクトショップです。
洋服、アクセサリー、アロマグッズやドライフラワーなど、こだわりを感じる商品が整然と陳列されている店内はギャラリーのよう。
うつわでは、イイホシユミコさんの商品を取り扱っています。
シンプルで飽きのこないデザインは長く愛用できそう。オンラインショップでも販売していますよ。
また、不定期で企画展も開催。過去にはガラス作家さんなどうつわ関連のイベントもありました。
SNSで情報をチェックするのがおすすめですよ。
5.NEWOLD STOCK byオトギデザイン
公式HP:https://www.newold.tokyo/
墨田川沿いにある、古いビルの3階にある隠れ家のような雑貨店。
運営しているのは、デザインレーベル「オトギデザインズ」。
時代や世界を超えて、今届けたいものをキュレーションした週末だけのコンセプトショップです。
ちょっとわかりにくい場所なので、初めて訪れたときは、少しドキドキしながら入店しました。
↑ ディスプレイもかわいいです。
店内には、洋服から掛け時計までいろいろな国のさまざまなジャンルのものが並んでいます。
うつわでは、東ドイツなどヨーロッパのヴィンテージ品やノリタケなど古い品物などを販売。
常に違う品ぞろえなので、行く度にどんなうつわに出会えるかが楽しみです。
6.結わえる本店
公式HP:https://www.yuwaeru.co.jp/
寝かせ玄米など、体と心に優しい食生活を提案するショップです。
商品は食材が中心ですが、うつわも少し販売。
有田焼の皓洋窯(こうようがま)のお茶碗や我戸幹男商店のお椀などシンプルで毎日使える伝統的なものがそろいます。
調味料などとセットで買うのもいいですね。
店内奥は食堂になっており、健康的なメニューが楽しめます。
不定期で、梅干し作りなどのワークショップも開催していますよ。
7.道具屋 nobori
公式HP:https://fromafar.stores.jp/
引用画像:公式HP
2023年田原町の路地裏より蔵前に移転したセレクトショップ。
近隣で人気のカフェ「from afar」の系列店です。
古民家のような内装の店内には、アクセサリー、アパレル関連の商品がセンス良くディスプレイされています。
うつわでは、マルミツポテリ、アワビウェア、海外ブランドのワイングラスやヴィンテージのプレートなど、国内外の“いいもの”がそろっています。
デザインが凝っていて、高級感があるのに比較的リーズナブルなものが多く、何度もリピートしてしまいます。オンラインショップもあるので、買い足しできるのもいいですね。
不定期で作家さんの個展や企画展も開催。
入店のルールがあるので事前にSNSで情報を確認して足を運びましょう。
アンティークテイストのデザインが魅力のスタジオエムさんのうつわも販売されています。
取り扱いブランド:
マルミツポテリ、アワビウェア、廣田硝子、深山(美濃焼)、古谷製陶所(信楽焼)、niguramu(九谷焼)、やま平窯(有田焼)、翠窯、JICON、四十沢木材工芸、italesse(イタレッセ)等。
8.CAMERA(カメラ)
公式HP:https://camera1010.tokyo/
蔵前小学校の交差点近く、特徴的なデザインの「タイガービル」の並びにあるカフェ兼雑貨店です。
店名の「CAMERA」は、ラテン語の『小さい部屋』からきているそう。
(写真を撮影する「カメラ」ではないですね…)
お店の手前は、雑貨スペースになっています。
主にバックなど革製品が中心ですが、作家物のガラス食器など、うつわも少し販売しています。
奥のカフェでくつろぎながら、雑貨選びをするのもいいですよ。
付近は、カフェやショップが並ぶ人気エリア。
散策の休憩に、立ち寄ってみてはいかがでしょう。
おわりに 個性的なショップを計画的にめぐろう
写真はかごバックが充実の「水木屋馬場商店」。ここでしかない品揃えと安さが魅力です。
この辺りは、うつわ専門店は多くはありません。
ただし、どのお店も品ぞろえが個性的で、ほかではあまり出会えないものが見つかります。
カフェも多いので、休憩しながら街歩きを楽しみましょう。
注意して欲しいのが、個人の小さなお店が多いので営業時間がまちまち。
事前に情報をチェックしてからお出かけしてくださいね。
浅草や合羽橋にも徒歩圏内なので、うつわ探しをメインにしたい方はセットで訪れるのもおすすめですよ。
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