お正月のテーブルコーディネートの3つのポイント
先日、テーブルクロスの専門店「テーブルレシピ」のサイトにて、「3世代で過ごす和モダンの迎春スタイル」のコーディネートが公開されました。
詳しくはコチラ(https://table-recipe.com/shop/r/rCOwo2045_srd/)
私は、テーブルウェアスタイリストとして、ダイニングテーブルのスタイリングを担当しました。
そこで、今回は「お正月のテーブルコーディネートのポイント」をお伝えします。このポイントを知っていると、ホームパーティなどのおもてなしの準備に役立ちますよ!
「お正月のテーブルコーディネート」のポイント
1.季節にあった小物づかい
今回は、手まりや鶴の水引など、お正月にふさわしい和小物を 飾っています。それがあることで、一気にお祝いの雰囲気が出るので、 テーブルのアクセントになる雑貨があると便利です。
写真の場合、手まりがあるだけでテーブルが華やかになりますし、お客さんの目にとまり会話のきっかけになることもあります。
ちなみに、この手まりはひな祭りやお花見のテーブルに使うこともできます。モノを増やしすぎないために、使い回しができる小物を選ぶのはおススメですよ。
*この手まりは「江戸東京博物館」のミュージアムショップで購入しました。 (現在は販売していません)
雑貨以外にも花を飾ったり、貝殻など自然のものを取り入れるのもお手軽でいいですよ。
2.手作りのアイテムを使う
今回のテーブルでは、折り紙と厚紙を使って「カード」を作りました。家族の名前を筆ペンで書いて、おもてなしの気持ちを表わしています。
また、水引で箸置きや箸袋などを作るのもおすすめです。 さらに、和紙にメニューを書いて、各席に置くと 料亭のようなかしこまった雰囲気になりますよ。
3.お正月カラーでコーディネート
冒頭のコーディネートでは、高貴な色とされる「紫」、紅白の「白」、松竹梅の「松葉色(緑)」を使用。
どれもおめでたい、お正月にふさわしい色でまとめています。
お正月カラーには、このほかにもゴールドやシルバーなどがあります。
家にあるうつわや小物にお正月カラーのものがあるか、チェックしてみましょう。
上の写真は、過去の自宅でのお正月のセッティング。紅白をベースにゴールドをアクセントにしてコーディネートしました。大人二人なので、落ち着いた黒のテーブルクロスを使っています。
色の組み合わせだけで、お正月らしさを出すことは可能ですよ。
おわりに
お正月のテーブルコーディネートは、誕生日や記念日などのハレの日のお祝いやおもてなし全般に応用できます。ゴールドやシルバー、紅白の色の組み合わせやちょっとした小物使いで、いつものテーブルの印象をガラッと変えることができます。
うつわをたくさん持っていなくても、ブランド食器でなくても、レストランのようなおしゃれな雰囲気になりますよ。ぜひこの記事を参考にチャレンジしてみて下さい。