涼を感じる夏のテーブルコーディネートのポイント&おすすめのうつわ
今回は、夏のテーブルコーディネートのポイントをお伝えします。
最近の夏は厳しい暑さにぐったり。自宅で過ごす時間も多いのではないでしょうか。
そんなときに、おすすめしたいのが、うつわで清涼感やリゾート気分を感じること。
おうちにあるうつわや小物で簡単にできる方法を紹介しているので、ぜひ試してみてくださいね!
1.クリアな素材のものを使う
↑ 伊万里焼にガラスを合わせたコーディネート。ガラスと組み合わせることで、柄物があっても爽やかな印象になりますね。
涼しげなテーブルを演出するなら、クリアな透明のアイテムを使うのがおすすめ。
一番手軽な方法は、ガラスのうつわを使うこと。
ガラスのコップやグラスは、どこの家庭にもありますよね?
グラスは飲み物に使うことが多いですが、小さなグラスはボウルやアイスクリームカップに。
背の高いグラスはフラワーベースにするなど、いつもと違う使い方をしてみましょう。
また、ワイングラスは高さがあり、デザインも凝っているのでテーブルが華やかになります。
アイスコーヒーなどもワイングラスに注ぐだけでおもてなし感がアップしますよ。
ガラス以外におすすめなのが、アクリルのうつわやトレイ。
テーブルクロスやお皿の上に置くと、お皿やクロスの柄が楽しめます。
2.ブルー系のカラーのものを使う
夏といえば、海や青空。季節の色として、ブルーを思い浮かべませんか。
夏らしさを出すには、うつわやテーブルクロスなどの小物にブルーのものを使うと爽やかな雰囲気が出ます。
ブルー系でまとめるのもいいですし、白とブルーで組み合わせるとより夏らしさを感じます。
食器売り場を見ると分かるように、ブルー系のうつわは多いです。
皆さんの自宅にも何か1つはあると思うので、ぜひ探してみてくださいね。
写真のコーディネートではやちむんを使っています。
沖縄のうつわがあるだけで、見た目で夏を感じますね。
モダンなデザインのうつわなら1年中使えますよ。
3.自然素材を取り入れる
木、竹、ラタン(籐)など自然素材も涼しさを出すのにぴったりです。
木製の食器やカトラリー、ラタンのトレイ、竹製のかごなどを使うことで、南国の雰囲気やリゾート感が出ます。
海外旅行で買った雑貨などをアクセントとして取り入れるだけでも雰囲気が変わります。
エスニック料理店やアジアン雑貨のお店をイメージしてみるのもいいですよ。
4.夏の風物詩をプラスする
金魚柄の手ぬぐい、ビー玉など、夏を象徴する雑貨があると、より夏らしさがアップ!します。
写真は、うちわ型のカードを使ったコーディネート。
各席に置いてメニューやメッセージを書けばおもてなしにも使えます。
また、ひまわりの花を飾るだけでも素敵ですよ!
夏におすすめのうつわ
■ガラスのうつわ
〇ナハトマン
テーブルコーディネーターにもファンが多いナハトマン。
かごのようなデザインで高級感があります。
プレートやボウルなど種類が豊富。
気に入れば、買い足しができるのもいいですね。
■ブルー系のうつわ
ブルー系のうつわは、和食器だけでなく洋食器も多いです。
なかでも北欧ブランドのうつわは、季節を問わずに使えて、和食にも合いますよ。
和食器なら、染付や印判のうつわ、やちむんなどもおすすめです。
人気の高いアラビアのアベックのプレート。
染付など、和食器との相性がよく、和食からエスニックまで幅広く使えます。
こちらも、アラビアの人気シリーズ。白磁にブルーの柄が映え、爽やかな印象です。
シリーズ名の「トゥオキオ」とは、“瞬間”の意味。
ドットの1つ1つが、瞬間を象徴しているようにも見えます。
24時間使えるうつわとして作られたため、実用性に優れています。
〇染付 白山陶器
モダンなデザインが人気の白山陶器。
どんなメニューにも合うので、1セットあると便利です。
厚みがあり、丈夫。お手入れも簡単です!
〇やちむん
夏を感じる沖縄のうつわ「やちむん」。
ブルー系の色使いが多く、植物を大胆に描いたうつわは、南国のリゾートを思わせますね。
■自然素材のうつわ
木や竹などを使ったうつわも夏らしさを感じるアイテムです。
お手入れも簡単で、汚れたら固く絞ったふきんなどで拭いて、乾かせばOK。
おしゃれなカフェ風のコーディネートが楽しめます。
ナチュラルな雰囲気の木製食器。
ガラスのうつわとあわせると、より爽やかなコーディネートになりますよ。
〇木製ボード
チーズやパン、焼き菓子などをのせるだけで絵になる、木製ボード。
やや明るめの色のものを選ぶと、夏らしいですね。
木製のカトラリーと陶磁器を合わせて、テラスで食事をしているような雰囲気を出すのもいいですね。
いつものパンもざるに盛り付けるだけで、爽やかな印象に。
夏のテーブルのアクセントにピッタリですよ。
■夏らしいモチーフのうつわ
夏を象徴する、金魚柄のうつわなども素敵です。
ただ、限られた期間しか使えないため、小皿や箸置きなどアクセントに使うのがおすすめです。
また、毎年使えるよう、飽きの来ないお気に入りの物を選びましょう。
〇うちわ
うちわの形の竹製プレート。
ちょっと高級な日本料理店のような雰囲気が味わえそう。
■アジアのうつわや雑貨もおすすめ!
タイやバリ島、ベトナムなどの雑貨も夏のテーブルにぴったり。
旅行のお土産などを使うとリゾート気分がアップしますよ!
写真は、バリ島のジェンガラ陶器。
花びらが重なったようなデザインは、南国でよく見かける蘭の花を思わせます。
深いグリーンは、どんな食材にも合うので和食にも使えて便利ですよ。
バナナの葉っぱをモチーフにしたお皿もリゾート感のある、夏らしいうつわ。
おわりに
今回紹介したテーブルコーディネートのポイントは、身近にある物でできることばかりです。
ブルーの大皿にガラスのグラスをのせてワンプレートにしたり、ざるにかごをのせて手ぬぐいをナプキンにするなど、いつもとちがううつわ使いにチャレンジしてみてください。
おうち時間がさらに楽しくなりますよ!