整理収納アドバイザー1級を取得して 私に起こった小さな変化
私は、もともと「片付けられる人」でした。不要なものも思い切りよく処分できるタイプ。夫婦2人暮らしですし、自分で言うのもなんですが、わりと「キレイ」に生活ができていました。
そんな、片付けに悩みのない私が「整理収納アドバイザー1級」を取得した理由は…
整理収納アドバイザー資格を取得した訳
インテリア雑誌などを読むうちに、整理収納関連の資格が増えていることに気づきました。そこで、これまで自己流でやっていたことが正解なのか。プロの手法というものを1度学んでみようと思い、軽い気持ちで通信講座を受講したのがきっかけです。
資格を活かして仕事にすることは全く考えず、生活に役立てばいいなという思いで勉強していました。そして、せっかくなら1級まで取ろうと思い、受講から1年位?で無事取得。資格の取り方については別に記事で紹介しますが、ほぼ通信で取ることができるのも魅力です。
片付け得意な私が 整理収納アドバイザーをとってかわったこと4つ
1.自分に必要なものが分かった
整理収納を学ぶことで、モノの要・不要を見きわめる力が付いてきます。
私自身、学習前は2人にしてはモノが少ないと感じていました。しかし、改めてみると似たような色の服が何枚もあったり、思った以上に不要なものを貯めこんでいました。
不要なものが分かったことで、自分に必要なものが明確になりました。その結果、洋服と本は半減!! あらためて、モノはそんなになくていい と感じています。
2.物の選び方=買い物の仕方が変わった
必要なものの見極めができると、当然買い物の仕方も変わってきます。不要なものを再び家に持ち込まないように、慎重に買い物するようになりました。100円ショップに行っても、何も買わないことも。意外とウィンドウショッピングで満足できるものです。
持ち物を把握できると、ダブって買うことや衝動買いが減るので、節約になる人も多いんです。
3.家事の効率がアップした
整理収納アドバイザー講座では、モノの要・不要を判断した後、必要なものを使う場所におさめる=収納について学びます。
私は、メイク道具をリビングに収納しています。以前は、当然のように洗面所に収納していましたが、「メイクをする場所」に収納場所を変えたことで、道具を持って移動するという動作がなくなりました。
ちょっとしたことですが、無駄な動作がなくなり身支度がスムーズになりました。使う場所に収納すると、モノを探すことがなくなり、時短につながります。同様に、調理道具や調味料の収納場所を変えると、調理時間の短縮になるなど、家事全般が効率化!
おかげで自由時間が増えました!
4.不要品の処分方法を気にするようになった
不要品の中には、まだ使えるモノもあります。私は食器好きですが、来客の少ない2人暮らし。使う食器は限られるので、いくつか手放すことにしました。その際、ただ捨てるのではなく、食器専門の買取り業者さんにお願いしました。
愛着のあるものをリサイクルすることで、処分の罪悪感が減りますし、ちょっとしたお小遣い稼ぎになることも。ここ数年で、メルカリなどを利用してかなりの数のものを手放しました。
こうした経験をすることで、あらためて「ものを簡単に増やしてはいけない」と思うようになりました。
資格を取ってみて ~ 生活の見直しのきっかけに
私は、片付け好きですっきりした暮らしができていると思っていました。そのため、勉強しても生活は変わらないだろうとたかをくくっていました。
実際のところ、部屋の感じはさほど変化していません。しかし、モノを見直したことでクローゼットや押入れなどの収納スペースがスカスカに。会社員時代、洋服の収納場所は3か所に分かれていましたが、今は1か所で完結。
物が減ることで、動作も減り生活の無駄が減りました。
また、高齢になることを見据えて「吊り戸棚」に物をつめこまないなど、考えて収納することになったのも変化です。私の場合「人生を変える」ほどの変化は起こりませんでしたが、自宅の収納を見直すことで、生活を見直すことができました。
整理収納は「お金のかからないリフォーム」とも呼ばれています。整理収納のやり方を知ることで、暮らしを見直すきっかけになるかもしれませんよ!