食器の整理収納のはじめかた ~ 1か所だけやってみる
今回は、食器の整理収納について お伝えします。
食器棚には、お茶碗、ガラスのコップ、カレーやパスタに使える深め大皿など形、サイズの違うものが収納されています。もっときれいに、使いやすく収納したいけど、全部出して作業するのは大変。
そんな方へ最初の1歩としておすすめなのは、「1か所だけ整理すること」
今回は、豆皿を収納している引出しを例に、食器の整理収納方法をお伝えします。
1.全部出し = 持ち物を把握する
引出しにある豆皿を全部出し、テーブルの上など1か所に並べます。そうすると、自分がどんなものを何枚持っていたかが明らかになります。
同じようなものばかり買っていたなど、自分の買い物の癖が分かりますし、探していたものが見つかることがあるので年に1回程度やってみるといいですよ。また、整理前に写真を撮影しておくと、整理した後の変化が一目で分かるのでおすすめです。
2.食器を分類 = 要・不要の判断
全部出しした豆皿を分類します。以下とおりに分けるとやりやすいです。
ポイント
◆分類のポイント
①使っているかいないか
②今後も使いたいものか
③使えるものか(破損など欠陥があるか)
◇実際に分類する
毎日のように使っているもの ⇒ 残す
たまにしか使わないけど、気に入っているもの ⇒ 残す
今現在使っていなくて、これからも使う気がしないもの ⇒ 処分
口が欠けているご飯茶碗 ⇒ 処分
3.食器を収納 出し入れしやすい場所を意識して
2で分類して、「残す」と判断したものを収納していきます。
その際、よく使うものを手前の列にするなど、使いやすさ(出しやすさ&戻しやすさ)を重視しましょう。
引出し収納のメリットは何があるか一目で分かること。一番下に何があるか分からないでは、収納した意味がありません。お皿を重ねて収納する場合、サイズ別、種類別に重ねるのが基本です。そうすることで使いたいうつわが人数分さっと取り出せます。
◆食器の処分について
2で分類した際、不要と判断した食器は処分しましょう。「処分」するものは、ごみとして廃棄するか、フリマアプリで販売、オークションに出品などリサイクルする方法があります。この他にも、寄付をするなどさまざまな処分方法があるので自分にあった方法を調べてみましょう。
廃棄の際は、自分が住んでいる自治体の処分ルールを守ることをお忘れなく。
ちなみに私がよくやる方法は、フリマアプリメルカリでの販売です。梱包の手間を負担に感じなければ、ちょっとした通販店主になった気分でなかなか楽しいですよ。
★処分方法についてはこんな記事も書いています。
捨てるなんてもったいない!意外と知らない食器のリサイクル方法5選
【食器の断捨離】不要な食器をリサイクルする方法5選
おわりに
1か所整理収納することで、やりかたの基本が身につきます。1か所できると、食器棚だけではなく、キッチンやクローゼットまで全ての収納場所に応用できます。
持ち物を見直して、使いやすく収納したい場合、まずは1か所(または1アイテム)整理してみてください!
その際、今回の豆皿のように、かさばらないアイテムから整理してみるのがおすすめです。というのも、全部出ししても、スペースもとりませんし、量も限られているからです。
カトラリー類を収納する引出しや箸置きなども、最初の1歩としてやりやすい収納場所です。自宅にいる時間を有効活用して、気になっていた収納をまずは1か所から見直してみませんか?