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【保存版】うつわのお手入れ ~ 購入してからやることや洗い方まで解説

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知っているようで知らない  食器のお手入れ方法

 

今回は、うつわのお手入れ方法についてお伝えします。うつわは洗剤で洗って、水ですすいで乾燥すればいいと思っていませんか? それで間違ってはいないのですが、ちょっとしたことを意識するだけで、時短できれいにすることができます。

さらに、うつわを買ったらやっておくといいことなど、意外に知られていないお手入れ方法をまとめました。この記事を参考にうつわのお手入れ方法を見直してみませんか?

 

うつわ(陶器)を買ったらやっておくこと

皆さんはうつわを買ったらどうしていますか?うつわを買ったら、水洗いはするけどそれ以外は何もしていない。そんな方が多いのではないのでしょうか。 表面がつるっとした光沢のある「磁器」は水洗いだけで十分ですが、「陶器」の場合はお手入れが必要です。

以下にまとめたので、これからは意識してやってみて下さいね。

うつわを買ったらまず煮沸

陶器は、焼いている際に土の粒子の隙間に入り込んだゴミや灰を取り除く必要があります。そのためには、鍋にたっぷりの水を入れ、うつわがゴトゴトならない程度の火加減で30分位煮沸します。

 

10分以上水につける

白いうつわに醤油等のシミがついてしまったことはありませんか? 陶器は吸水性が強いため、水に10分以上浸けることでシミやカビができることを防ぎます。

備前焼や信楽焼などの釉薬をかけていない「焼き締め」のうつわは、料理を盛り付ける直前に、さっと水を通すのがおすすめ。うつわにつやが出ますよ。

高台は削って滑らかに

高台がざらついている場合は、サンドペーパーで軽くこすり滑らかにします。テーブルや他のうつわに傷がつくのを防ぎます。

土鍋のお手入れ 素材によっては「目止め」が必要

最近のお鍋はお手入れが簡単です!  昔はお鍋を使う前は、「お粥をたく」と言われていました。それは、ご飯のでんぷん質で土鍋の荒土の目を埋める=目止めをすることで、水漏れを防ぐためでした。

しかし、最近の土鍋はベタライトという素材で作られているものが増えています。吸水性がないため目止めの必要はありません。ただ、伝統的な製法で作られている粗土製の土鍋は目止めが必要。購入したら、箱の説明などでお手入れ方法を確認しましょう。

★目止めの方法

①土鍋をよく水洗いして水分を拭き取り、底面を上にして自然乾燥

②乾燥させた土鍋に8分目ほどの水(またはお湯)と、飯碗1杯程度のご飯(お米ではなく残りご飯)を入れる

③ざっと混ぜてご飯をほぐし、吹きこぼれのないよう弱火でゆっくりと炊き込む

④お粥が炊き上がったら火を止め、土鍋が十分に冷めてから(1時間以上)お粥を取り除き、水洗いする。
※目止め後のお粥は食べられます。

また、お粥の代わりに、片栗粉・小麦粉・米のとぎ汁を使う方法もあります。ただ、米のとぎ汁は、お米よりでんぷん濃度が低いため目止めの効果が薄いと言われています。

土鍋のにおいが気になったら

土鍋についたにおいは茶殻でとれます。土鍋にたっぷりの水と茶殻(緑茶やほうじ茶)をひとつかみ入れて火にかけ、10分ほど煮立てればOKです。

 

◇意外と知らない  食器の洗い方

皆さんは、食器を洗うときに気を付けていることはありますか?  自己流ですませていたり、なんとなく食洗機任せにしている方が多いのではないでしょうか。

実は、食器の洗い方には、順番があり、素材の種類によって洗い方が違うのです。

 

今回は、ちょっとしたコツを知るだけで、時短&エコになる「食器の洗い方」を紹介します。詳細はこちらの記事をご覧ください。

【関連記事】
食器洗いにはコツがある~時短・節水になる食器の洗い方とは

https://table-life.com/columns/post/10538

【食器洗いのコツまとめ】

〇繊細なグラスは最初に洗う
 〇洗う順番は、「汚れがひどいものから/サイズの大きな食器から」が基本
 汚れは広げない・定着させないことが鉄則
  汚れた食器は重ねない、汚れは乾燥させない→水に漬け置く、紙であらかじめふき取る
アイテム別の洗い方を知る
  グラス類のくもりの取り方:重曹、レモン汁、卵の殻などを使う
漆器・カトラリーの洗い方の注意点:クレンザーなどは使わない、よく乾燥させる等

今までより早く洗い終えることができ、節水にもなるので、試す価値ありですよ。

その他のお手入れ

◆電子レンジの使用について

電子レンジの電磁波は、陶器や磁器を通過するため、「電子レンジ使用可能」の表示がなくても基本的に使用できます。ただし、金、銀、プラチナなどで絵付けされたものは使用できません。
*最近は電子レンジ対応の絵具を使った商品もあるので、確認しましょう。

漆器は、本漆のものは使用できません。合成樹脂では使用できる商品もあります。

 

◆食洗機の使用について

食洗機で注意するのは水流です。もろくて欠けやすいうつわは、ほかのうつわとぶつからないように置き方を工夫しましょう。色絵などの磁器は、水流や食洗機用洗剤で色が落ちてしまうことがあります。繊細に手描ききされたうつわなどは手洗いするのが安心です。

 ◆食器収納の注意点

収納場所は使用頻度を考えて
例えば、ご飯茶碗は盛り付けやすさを考えて炊飯器に近い場所に置くなど。家事動線を意識すると使いやすいです。

うつわは重ねすぎない~出し入れしやすさを重視
一番下にあるうつわが取り出しやすい枚数を重ねます。私は、5枚程度が理想だと感じています。10枚くらい重ねると、5枚ずつを2枚出し入れすることになり重労働&非効率です。ただ、大家族や料理教室をやっているご家庭などでは、たくさん重ねることも必要です。個々の家庭の事情によって重ねる枚数は決まってきます。

・うつわを重ねる際、布や紙をはさんで傷がつかないようにします。

使う時は上から、しまう時は下におさめる
そうすることで、同じうつわばかり使うのを防ぎます。セットで買った物が1つだけ劣化することがありませんよ。

今回紹介したことは、すべて簡単にできることばかりです。少し意識を変えるだけで、うつわの持ちが変わります。是非実践してみてくださいね!

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