小さいけれど存在感あり! 箸置きをテーブルのアクセントに
皆さんは、箸置きを使っていますか?
必要性を感じないから使わない、そもそも持っていない方もいるのではないでしょうか?
★先日「写真生活手帖」に箸置きのすすめというタイトルで記事を書きました。
箸置きのすすめ ~ アクセサリーのように使ってみよう
箸置きって何のためにあるの?
そんな方のために、箸置きについて一言。
箸置きを使うのは「お箸の先がテーブルに触れないため」という、衛生面の理由があります。
箸置きを使わないと、食器に置くことになり、「渡し箸(わたしばし)」といってマナー違反になるのです。(実は、渡し箸は「ごちそうさま」の意味)
衛生に敏感な今、箸置きを使ってみてはいかがでしょう。
箸置きをテーブルのワンポイントに使ってみる
食器売場に行くと分かるように、箸置きの種類はとっても豊富。花や動物、キャラクターものまで、さまざまな商品があります。
小さいながらもインパクトがあるので、テーブルに置くだけで手軽に食卓の雰囲気を変える優秀なアイテムです。
いつもの食事風景を少し変えたい時に、箸置きを使うのはおすすめですよ。
私はふだんから、季節やうつわ合わせて箸置きを使い分けています。選ぶ時間も楽しいですし、ユニークなデザインなら会話のきっかけにもなります。
どんなものを選ぶのがいいの?
箸置き選びに迷ったら、毎日使えるシンプルなデザインのものがおすすめです。シンプルなものは、飽きがこないので長く使えますし、何より箸が置きやすいので実用的。
私は、シンプルかつ、2つ以上のシチュエーションで使えるものを選んでいます。
例えば鳥の箸置きは、年間を通して使っていますし、扇の箸置きもお正月やひな祭りなど、いろいろな場面で使います。
「季節を問わないデザイン」のものを選ぶと、食器棚にしまったまま…ということがありません。せっかく買った物はフルに活用したいので、このようなルールで選んでいます。
箸置きが小さいとはいえ、多く持ち過ぎれば収納に困ります。そのため、収納ケースに入るだけしか持たないことにしています。洋食が多めの方は、洋食器にあうものやナイフやフォークも置ける、長めのものを選ぶといいですね。
今回は、過去のテーブルコーディネートから箸置きの使用例を紹介します。
箸置き選びの参考にしてくださいね!
箸置きも「衣替え」~ 季節ごとに選ぶと楽しい!
1.ひな祭り
ひな祭りのテーブルには、貝殻の箸置きを使っています。
ひな祭りにはまぐりのお吸い物を食べる習慣があることと、「貝合わせ」という平安時代から伝わる女の子の遊びにちなんで選びました。
内側が金で、おめでたい梅の木が描かれているのでお正月に使うこともあります。
2.お正月
お正月には、シンプルな白い箸置をセレクト。重箱や食器、テーブルクロスが華やかなので、小物はシンプルにしました。
ちなみに、この商品は波佐見焼の白山陶器のものです。鳥の背中の部分がくぼんでいて、箸が置きやすく実用的。お正月に限らず、ふだんからよく使っています。
私が使っている箸置きはこちら。セットもばら売りもありますよ!
3.クリスマス
和食器を使ったクリスマスのテーブルには、扇型の箸置きを使いました。
光沢のある貝でできているので、華やかなクリスマスにぴったり。アクリルのゴールドのお箸と色が合うのも選んだポイントです。
箸置きの収納について
数年前の断捨離を機に、収納スペースに入る分以外はメルカリで20組ほどまとめて処分しました。
現在は、お箸用の引出しに収納しています。そうすることで、お箸を使う際に箸置きも同時に出せるので便利。ちなみに、収納用品は無印良品のポリプロピレンの浅めのトレーを2つ重ねています。
おわりに
いつも同じようなテーブルコーディネートになってしまう。
そんな場合は、箸置きのような小物で変化をつけるのが簡単な方法です。
服に合わせて、アクセサリーやバックを選ぶように、箸置きをシチュエーションによって使い分けてみませんか。
箸置きがない場合、豆皿を代わりに使うのもありですよ。一番最初の画像では、和菓子の「虎屋」さんの豆皿を箸置き代りにしています。