うつわ屋さんに行ったら チェックしたいポイントは3つ
今回は、「食器店で見るべきチェックポイント」について。
皆さんは、うつわ屋さんに行ったとき、どんなふうに店内で過ごしていますか? 「かわいい、これ欲しい!」と何となく見ていませんか? 私は、普段から「うつわ」関連の商品、ショップ情報をまめにチェックし、外出の際は、食器店やうつわのイベントに立ち寄るようにしています。
この記事では、日頃からたくさんのうつわ屋さんを訪れている私が、うつわ屋さんで注目して欲しいポイントをお伝えします。
いつもなんとなく、ショップを訪れている方は、今回紹介するポイントを意識することで、うつわの見方や選び方が変わるかもしれません。是非参考にしてみて下さいね。
ポイント1
ポイント1 好きなうつわの作り手を知る~ 窯元や作家名をチェック
うつわは、食器専門店だけでなく、デパートや雑貨店、陶器市などいろいろな場所で販売されています。その品ぞろえは実にさまざま。同じ系列店でも立地によって微妙に商品が違いますし、季節ごとに商品の入れ替わりがあります。
また、最近増えている個人経営のショップでは、作家もののうつわやアンティークの1点ものなどに出会えることがあります。
そのまま、何となく通り過ぎてしまうと、後から探すことが難しいので、わたしは、気になるうつわ、自分好みのうつわを見つけると、作家名や窯元名をメモするようにしています。たいてい、商品タグに書かれているので、スマホのアプリ「Evernote」に名前を入力して、自宅でゆっくりリサーチします。
というのも、作家もののうつわは、売っている場所が限られていることが多いのです。個人の方が作っているため、販売数が限られており、個展や決まったお店にしか置かないスタイルの方もいらっしゃいます。そのため、欲しい時に入手先だけでも調べることができるように、名前を控えています。
色々な窯元や作家さんを知っていると、ギフト探しなど物選びの引出しが広がります。知らないうちにうつわへの興味も広がり、詳しくなりますよ。
ポイント2 ディスプレイに注目
注目ポイントの2つ目は、なんといってもディスプレイ。
どのショップも、うつわの見せ方にはこだわっています。うつわの配置の仕方、雑貨やお花との組み合わせ方やうつわを並べている家具など、ディスプレイに使っているアイテムなどもあわせてチェックしてみましょう! 模様替えやリフォームを考えている方は、自宅のインテリアの参考にもなります。
さらに、広めの店舗であれば、食卓を再現して「テーブルコーディネート」の展示をしていることもあります。そのまま、ふだんの食事やおもてなしのヒントになりますので、いいと思う展示があったら店員さんに確認して写真を撮らせてもらうのもいいと思います。うつわの使い方や季節の小物の取り入れ方など、家庭でまねできるアイデアがあります。
また、SNSなどでいい写真を撮りたいなら「モノの配置」が大切です。ディスプレイを知ると、写真撮影の際のセッティングの仕方も身につきます。
上の写真では、フレームの内側にコーヒーカップを並べています。自宅でもすぐマネできそうですね!
ポイント3 うつわの情報収集をしましょう ~ ショップカードに注目!
うつわ屋さんに行くと、作家さんの個展やイベントのカードやチラシが置いてあります。気になるものがあったら、もらってきましょう。イベント足を運ぶことで、初めてのショップや場所にを知ることで行動範囲が広がります。
そして何より、今まで知らなかった作家さんや新たなうつわとの出会うきっかけになります。また、カードは画像が美しいので、フレームに入れて、インテリアとして飾るのもおすすめです。壁やコルクボードにランダムに貼ってもおしゃれです。
おわりに
食器店は、うつわを買いに行くだけでなく、ギャラリーのように気軽に見て、ディスプレイや情報収集の場として楽しめる場所です! みなさんも、自分なりの楽しみ方を見つけてみませんか。目的もなくふらっと立ち寄るのも、もちろんOK。ですが、今回お伝えするポイントを少し意識するだけで、器に詳しくなったり、選び方が変わるかもしれません。ぜひ、参考にしてみて下さいね。
過去に和食器店を回って書いた記事がこちら
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