バラのうつわはどう使う セット買いしなくても楽しめる方法を紹介
皆さんのお宅では、うつわはきちんとそろっていますか?
私は、うつわを買う時は2枚ずつ買うのが基本。ですが、高価なものや大皿などはバラで購入することもあります。
また、セットで買ったものの、割れてしまい半端になってしまうことも。
さらに、日本の食卓では和食だけでなく洋食、中華、エスニックまで並びます。そのため、さまざまなタイプのうつわが、バラバラの枚数あるのが現状ではないでしょうか。
今回は、デザインや大きさ、数もバラバラなうつわを捨てずに生かす方法をお伝えします。
一見バラバラなうつわも、組み合わせ次第で統一感のあるコーディネートを楽しむことができるので、試してみてくださいね。
大皿
ワンプレート
大皿は、一人暮らしや来客が少ない方は出番が少ないのではないのでしょうか。そんな大皿の活用法はワンプレートとして使うこと。パンとサラダを盛り付けてモーニングプレートにする。メインのおかずと副菜をいくつか盛り付けるだけでいろどりが華やになります。いろいろな食材を盛り付けることでで栄養バランスが取れる上、洗い物も少なくいいことずくめですよ。
トレイにする
また、ワンプレートに似ていますが、トレイとして使う方法もあります。
たとえば、ドリンクとデザートを別々のうつわに盛り付けて、大皿にのせるだけでカフェのような雰囲気になります。おうち時間を楽しみたい方におすすめなアイデアです。バラバラのうつわを大皿にまとめることで、統一感のあるコーディネートになります。
中皿・小皿
取り皿として使う
取り皿はそもそも、そろっていなくてもOK。柄違いでセット販売されている商品もありますよね。
大皿は無地で、取り皿は柄物やカラフルなものをアクセントとして使うのも素敵です。
小さめサイズなので、たくさんあっても収納スペースをとらないのもメリット。おもてなしの際、お客様に好きなデザインのうつわを選んでもらうのもいいですね。
コースターやソーサーとして使う
私は、柄物のうつわを湯呑やグラスなどと合わせて、コースターや茶托として使うことがあります。その際、柄を楽しみたいので、グラスなどはシンプルなものを選ぶようにしています。写真は、美濃焼のそば猪口に有田焼のうつわ(林九郎窯)をあわせています。ちなみに、抹茶のサブレにあわせてグリーンのうつわを選んでみました。
統一感を出すうつわの組み合わせ方
・色をそろえる
バラバラのうつわでも、同じ系統の色であわせるとまとまりのあるコーディネートになります。
特に、和食器でも洋食器でも多いのがブルー系のうつわ。自宅の食器棚にあるブルー系のうつわが何かしらあると思うので、ぜひ探してみてください。違うブランドのうつわでも意外と統一感が出ますよ。
・トーンをそろえる
色が違っても、トーンをそろえるだけでもまとまってみえます。例えば、パステル調のトーンでそろえるとやさしい雰囲気になりますし、原色系のはっきりしたトーンでまとめるとメリハリのあるコーディネートになります。
・素材をそろえる
うつわの素材はさまざま。土でできている陶器、石で作られている磁器では質感や厚さなども異なります。陶器どうし、磁器どうしで組みあわせるだけでもまとまります。
色々悩んで買ったお気に入りのうつわ。せっかくなら、毎日の食事で使いたいですよね。
うつわも洋服同様、色や素材の組み合わせを変えるだけで、いろいろな使い方ができます。
まずは、食器棚の整理を兼ねてうつわを出してみませんか? いつもと違う組み合わせが思いつくと、コーディネートするのが楽しくなりますよ。